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このシリーズ、初めはいろんな監督が撮っていたが、神宮寺ナオ嬢の作品から、昇天シローが担当してからはずっとそのまま。監督が違っていたころは同じようなシチュエーションと最後のカラミでの衣装に共通点はあるものの、シナリオや構成に若干の違いがあった。しかし、昇天シロー監督になってからは、シナリオは、ほぼ同じ、構成も変わらないものになった。誤解の無いように言っておくが、そこに不満もなければ、批判する気もない。これは安定のワンパターンというべきものなのだ。
一昔前、同じシナリオでシリーズというと「溜池ゴロー」の『義母奴●』シリーズがあったが、今作、あそこまで長期ではないものの同じスタンスと言っていいだろう。つまり「シナリオは同じなので当たりはずれはない。後は女優の好みで購入の見当をしてほしい」という姿勢だ。
ちなみに昇天シロー版の特徴は、元教師のゲス男が教師を辞めた後起業が成功し、成金になっていること。ヒロインの旦那は鬱で働けなくなり、生活が困窮していること。終盤に大金を渡して店を辞めさせ、個人的愛人契約を結ぶこと。このとき、ショートのカラミで大嫌いだった男に無理やり生かされまくるシーンが挿入されていること。これらがあることで、最後の完堕ちのカラミに説得力が出ている。他の監督の作品に比べ完堕ち度が高めで、堕ちるヒロインにも同情ができるし、男側には気に入った女生徒だったヒロインへの妄執、固執が歪んだ愛情として感じられ、ゲスではあるが、一面共感が持てる。
さて、先にフォーマットが同じなので、後は女優のキャスティングで選ぶべきと述べたが、今回の栗山莉緒は、ヒロインとしては最適と思われる。作風からヒロインは若く薄幸な女性である必要があり、生活苦でデリヘルをしている設定上、スレンダーであることが望ましい。さらに男が固執したくなる美しさを持っていなければならない。その点、栗山莉緒はすべての条件が揃っており、可愛らしい声のモノローグも悲しき若妻らしさをうまく出せている。彼女のファンなら買って損はないし、作品のコンセプトが好きな人にもおすすめである。間違いなく星5の作品。
nonpy
2022-03-22