AVにおいては、「ある程度演出技法は出尽くしたのではないか」と思いがちですが、こうした新しい切り口の作品に出会うと、頭をガツンとやられたような衝撃を受けますね。
布団の中プレイは今後、様々な作品に取り入れられる気がします。それくらい素晴らしい。
見えないものを自然に見せるというのは、本来アニメやマンガが得意とするところで、実写では困難を伴います。
何の工夫もなく撮れば暗すぎて何が何だか分からず、逆に明るすぎたりアングルを縦横無尽に変えたりすれば、不自然で布団の中という設定のそもそもの意味合いが薄れる、難しいところであったかと思います。
その点、本作はそのバランスが素晴らしい。
何よりの特色に、照明とアングルの工夫を挙げたいと思います。
1シーン目はナース舞雪ちゃんが患者に告白され、なし崩し的にセックス。
舞雪ちゃんは「押しと劇的な展開に弱いタイプの女性」を好演しており、不自然さは感じませんでした。
男優さんの演技も極端に過剰でなく、ちょうどいいバランスです。
時折見せる恋人つなぎがそそられますね。
2シーン目は旅館のマッサージ師、舞雪ちゃんを強●します。舞雪ちゃんはあまり抵抗しませんが、こうする他無かったでしょう。全力で抵抗すると、男の力には負けても布団くらいは蹴飛ばせますし、そうなるとコンセプトが台無しになりますので。
3シーン目はパートナーのそばでダブル浮気。舞雪ちゃんが攻め役に転じ、積極的に魅了します。冒頭は布団の外でヤったのは、作品に変化がついて個人的には高評価。
シチュエーション、時間配分も共に適切でした。
冒頭で着想と技法が第一だと述べましたが、舞雪ちゃんも素晴らしい。整った顔に大きなバスト、引き締まった身体は私好みですが、とりわけ演技がよかったですね。
和姦、強●、痴女と器用に演じ分け、喘ぎ声も過不足なく絶妙で、体の反らせ方、震わせ方もバッチリ。何より、スイッチが入ったときに目から醸し出す色気は一級品です。
AV史に残る名演技、とまでは言いませんが、及第点は遥かに超えます。
ベテランというほどのキャリアではないはずですが、それでもこの演技力。
AV業界の底上げは、容姿だけに止まらないようです。
大変素晴らしい作品でした。
仏軍曹
2020-05-26