タイトルの「巣篭もり」は流行りの言葉だが時事ネタとは関係ないのでちょっとまぎらわしい。ドラマの世界にコロナは存在していない様子。
吹きだまりのような柄の悪い安アパートに、品のよさそうな人妻らしき女が引っ越してくる。しかし夫の影は見当たらず、出会ったばかりの隣室の大学生を誘惑して当たり前のようにセックスに持ち込み、避妊もせずに中出しさせる破滅的な行為を繰り返す謎の女。
女は男の部屋にも勝手に上がりこむようになり、いつしか学生は謎の隣人とのセックスにのめりこみ、気づけば数か月が経ち大学は留年が決定、遊び人の友人にすら見放される取り返しのつかない事態に。やがて謎の女の実態が明らかになり、学生は廃人同然にさらに抜け出せない蟻地獄に陥っていく。
水戸かなはいつにも増して声ちっさ!って感じだが、これはそういう設定らしい。笑ってない目が怖かったり、まともに見えるのにアブない女って役どころにハマってるし、セックスにも気持ちが入ってるし、生ハメも中出しも細かいニュアンスまで表現してるし、最初から最後までほとんど隙がない。
何か月も中出しされ続けても妊娠はしない常ピルヤリマン系の安っぽいご都合主義とかないわけじゃないけど、サスペンスホラーのようなドラマ性だけでなくカラミも出来のいい作品だが、最後のフェラからの顔射は最悪。
顔の真ん中へんまで精子がかかったはずなのに次のカットでは汁が付いておらず、小手先の編集でごまかしたのは明らか。アゴ射とかもそうなんだけど、汁の処理が面倒だからってこういうみっともない演出するくらいなら、顔射なんぞやらないほうがいい。特に必然性があるわけでもないのに、きっちり仕上げられないものに手を出すのは、そっち方面のマニアにも対応しましたよっていう作り手の自己満足でしかないと思う。
破滅型のドラマが全体的に振り切れてて良かったのに、AV的な事情で余計な付け足しをしちゃったことで質を下げてしまったもったいないドラマ。制作は各方面にいい顔せず、足し算ではなく引き算の発想で削れるものは削ってほしい。
じっくりゆっくり
2021-10-14