この作品の肝は”縄緊縛の意味”でしょう。
幼馴染みの情念というのは、縄緊縛とは別に充分に演出されていたと思います。
となると、縄緊縛に対する役割は何だったのか?となります。
”拘束”と”緊縛”は異なるもので、緊縛はそれこそ快感まで引き出すものですが、この作品の役割は”拘束”なんですよね…
”縄”の魅力に染める訳ではなく、あくまでも幼馴染みの情念を伝えるツールと”拘束”としての役割…となると縄緊縛に掛かる手間と時間と、それを行使するシチュエーションに違和感がないかどうかになります。
女と女の監禁的となるなら抵抗をされないための処置が毎回必要になり、その緊縛に掛ける時間と手間を考えると、緊縛を変えるシーンが出るごとに違和感が積み上がります。
となると、手間の掛かる縄緊縛による拘束にリアルさがあるかと言われると、かなり低い話になります。
その上で”魅せる縄緊縛”をしてしまうので、拘束の役割と反比例してしまう。
拘束という目的からすれば、効率の良い物は他にもある訳だし。
今作の場合は、縄緊縛のやり方は”拘束”に努めた方が、他の行為のリアルさや演出になった気がします(覚悟の表現的にも)
TA-KUMA
2021-10-13