冒頭酔いつぶれた夫が朦朧とした意識の中、すぐ側でヤル二人を主観で映したシーンは上手くやったなといった印象。後ろから激しくパコられて、口に人差し指をあて「しぃっ、し~~っ」と声を抑えようとするレイ子さんがたまらん。もっとも頻繁に霞がかったような画面になるので人によってはもどかしいと感じるかもしれないが。
その後もスマホの録画機能を使ったり、風呂場でイチャこく二人を隙間から覗いたり、と夫目線を意識した演出。そのせいで全体が中々見れないのだが、逆に想像を刺激されて嫌いじゃない。
最初っから気づいていながら放置する夫。最後の出かけたフリからの忍び戻りで、夫の(やってんだろーなぁ、でも…やってないでほしいなぁ)という心情吐露がこの作品のテーマだと思う。こういう「しないで欲しい」けど「してる所を見たい」というある種矛盾した感情・願望、これに共感を示せる人なら見る価値あり。
過去これを扱った演出は(ながえスタイル以外では)自分の知る限りなかったと思う。見る人を選ぶ内容だと思うが、個人的には5☆。
追記:夫は字幕だと思いこんでいたが、そんなことは無かった。字幕は編集に手間がかかるがより感情移入しやすくなるので、そこは残念。
マーゴォ
2016-01-13