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前作の舞原聖があまりに神作品だったので、若干の不安もあったが、杞憂であった。今回も前作に劣らない母親NTRモノの傑作だ。犬も歩けばNTRに当たる昨今だが、8割方はゴミと言っていい。そんな中寝取られがわかっている昇天シロー監督は貴重だ。
父亡き後、女手一つで息子を育てる清楚な義母・篠田ゆう。息子は美しい母を愛し、また密かに欲情する。そこに息子の大学の友人が現れ母親を寝取っていく・・・。ストーリーは前作と同じく王道路線。寝取られの中でも母子NTRモノは、義母と息子の擬似近親相姦な関係があるだけに破壊力は抜群だ。
シリーズ2作目だが、ストーリーに大きく手を加えず、母親の仕草や会話など細部がブラッシュアップされている点もいい。
寝取られは単に女の絡みを見て「外イキ」するネタではない。もっと深い女の二面性を描くことで観る者を「中イキ」させるドラマだ。その意味で安易な過激さに走らず、ドラマの熟成を選んだ監督の判断は絶対に正しい。
母が子に与える愛情も、女がメスとなって男のチンポを貪る性も、どちらも女性の深い内面に根ざした矛盾だ。この永遠に交わってはならない女の二面性をいかに真実味をもって描くかがネトラレのエッセンスと言える。ここにおいては家族と社会規範、動物としての本性と目眩く肉体の官能が鋭く対立する。愛情と裏切り、深い悦びと哀しみが欲情という一点でスパークする。その意味でNTRとは、もっとも真摯な人間性の探究のドラマと言っていい。
「寝取られモノは漫画」が定説となって久しい。だが昇天シローは動画でNTRを描ける数少ない名監督の中の一人だ。これは神シリーズとなる予感がする。次回が楽しみだ。
whitehead
2021-09-30