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私には初見の木下ひまり氏と、我々有岡一族の族長、有岡みう女史の共演作。
今回はめずらしく、初っ端から本題に入らさせていただく。
本作の見どころはやはり、有岡カメラマン女史だろう。
カメラを構える有岡女史が、なんだか妙にかっこいい。
おかしなものである。
普通ならカメラマンは画面内にいてはいけない存在だ。
極稀にカメラマンの足なんかが見切れていて、編集できなかったのか?などと思うこともある。
しかしだ。有岡カメラマン女史が、画面内にいることが非常に嬉しい。
画面内にいることを嬉しく思ったカメラマンは私にとっては、嬉野先生以来である。
有岡女史のことだ。カメラを構える前には『あぁそうか わかったわかった じゃあカメラ回そう』なんて考え、ほくそ笑んでいたに違いない。
作中で有岡女史が使用していたワード『ビンビン』。
おそらくこれも嬉野先生の『ビンビン起きてます僕は』へのオマージュであろう。
そんなことを思いながら本作を見た私は、その夜、一晩中かえるを追いかけ、有岡女史にクリームパンを食べられてしまう悪夢を見て、寝汗ぐっしょりで夜中に目を覚ましたのであった。
ここまで書いておいて今更なのだがはたしてこれは、本題だったのであろうか?
文字制限の半分も使っておいて、作品内容にふれたのは、カメラを構える有岡女史がかっこいいだけである。
いつものことではあるが、これじゃあいけない。
チャプターは2つ。およそ1時間ずつ。
チャプターが1時間もあると、やはり冗長に感じる。
特にチャプター1は、じらして、じらして、じらして、じらす。
じらされている黒マスクの彼は楽しいのかも知れないが、見てる側としては飽きてくる。
レビューする作品はスキップをしないと、有岡一族の矜持と尻子玉に誓っている私には少々厳しかった。
そして、もう1つ。
大いなる矛盾なのだが、冒頭で有岡カメラマン女史がかっこいいと熱く語ったのであるが、有岡女史がカメラを構えると有岡女史が映らないのである。
矛盾しているがなんだか寂しい。
という訳で製作者の強めのこだわりが、私とは残念ながらあまりあわないようでした。
作風があまりあわなくても、有岡女史という沼に肩までつかっている私には尻子玉を差し出す姿を、有岡カメラマン女史に撮影してもらうしかできなかったのである。
カッパの人
2021-10-20