嫌いな義父に嫁が犯●れる定番ものだが、義父が10人の女に子供を産ませてるというのが作品の個性。1人の女に子供1人というのは、孕ませたら飽きて女を乗り換えてきたという意味っぽいのがエンディングからも伺えるけど、一方で10人も産ませて認知してるという点は、逃げたり堕ろさせたりの無責任男が目立つご時世からすれば、義父の甲斐性として拾っても良かったかも。
理性では嫌悪し拒んでいるが、体と深層心理は義父に孕まされることを望んでいるという、自身の中での裏切りと葛藤を演じる岬ななみが圧巻。無意識に田淵くんの腰を引き寄せる手の演技や、無理やりの種付けに顔をゆがめた後のセカンドアクメ、幸せと不信が入り混じった締めの表情まで、演技の引き出しが多彩。
田淵くんも最近は腰の入っていない結合部アピール中出しみたいなのが多いけど、今作はちゃんと種付け感のある往年の腰の入り方で満足いく演技。ただ、セックス中の淫語責めは物足りず、女優の演技と相乗効果を生むには至っていないので、嫁の体がチ○コと精子を欲しがってる感じをもっと伝えて欲しかった。
普段は理性が上回っているのでピルで抵抗するが、薬のすり替えで妊娠させられたことを悟って、メスの本性が剥き出しになったラストセックスも、理性も妊娠を受け入れての中出しと共につわりが来る演出が個性的。
一方、夫と月2,3回はセックスしてる設定はアリバイ作りにしたかったのかもしれないけど中途半端。いっそ義父と同居始めてからずっと夫が遠慮してのセックスレスにして、軽蔑の対象が子作り放棄した夫に代わり、夫との妊娠を望まない嫁と義父が2人がかりで関係を強引に受け入れさせる結末でもよかったかも。
夫が指輪してないのは手抜きだし義母に関する説明もないし、夫に兄弟が10人なら11人兄弟じゃね?とか、離婚できない「しがらみ」が義父からの借金だとしたらマンション売ればよくね?とかディテールは詰めが甘め。義父がもてるのが「女を知ってるから」とか嫁を「モノにしたいと思ってた」とか「ご無沙汰か」とか、こそばゆくなる言葉のチョイスも微妙で、「女が本当に求めているものが分かる」とか「孕ませたいと思ってた」とかもっとシンプルでもよかったような。
下着は最後が一番地味なので、もっと人妻の本音とリンクしたメリハリが欲しかったし、もう少し台本と演出を詰めた形で見てみたい。
じっくりゆっくり
2023-06-06