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間違いなくゆらさま(私は彼女をこう呼んでいる)が新境地を開き、単なるロリ系AV女優の一人から役柄になりきれる演技派AV女優へとその舵を大きく切った作品と個人的には思うのです。
彼女の魅力はいろいろと上げれば数限りないのですが、その一つに、可愛らしい外見からはギャップがあるとも思われる低めの声というものが挙げられると思います。そんな声で淫らに耳元で囁かれたらもうたまらない…という男性も決して少なくはないはずです(私もその一人です)。
それに加えて4つのチャプターで見事にその役になりきる演技力。第2チャプターの妹役はまさにハマりすぎと言えるでしょう。個人的には第3チャプターの優等生っぽい高校生役が一番良かったかな?
ただ一つ、残念な点を挙げるならば、「私も変態かも」というセリフです。
変態は自分が変態だとは思っていないはずです。自分の行動こそが正しく、人様の「変態」という評価を「だからどうした?」とはねのけて憚らないのではないかと、個人的ではありますがそう思うのです。
そこでハッとなってしまう人も中にはいると思われます。殊に最終チャプターのセクハラされたOLの逆襲とも言えるシーンは、お酒の力を借りているということもあってまともな判断ができていないはずですから、猶更この文言が余計に感じられました。
役になりきる演技力はあっても、その役の細部、つまりは人間心理を深く慮った演技までは、おそらく当時のゆらさまには難しかったのではないかと。
とは言え、全体的にはよくまとまったいい作品だと思います。男の声云々、所々主観でなくなる云々などは気にしなければよいだけの話です(気になる人はとことん気になるのでしょうが)。
個人的には、私の中のドM心を覚醒させてしまったという点で大傑作です!
昭和非モテ系セニョール
2021-02-08